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設計・解析ガイド

大規模メタレンズ – 光線伝搬(Large-Scale Metalens – Ray Propagation)

LumericalとZemax OpticStudioを連携し、センチメートルスケールの大規模メタレンズを設計・解析するための実践的なワークフローを解説します。RCWAによるメタ原子データベース作成、HDF5連携、光線追跡、GDS出力までを一連の設計・解析ガイドとして整理します。

概要

大規模メタレンズの設計ワークフローを示す図。Ansys RCWAでメタ原子ライブラリを生成し、Ansys OpticStudioで位相プロファイル設定とレイトレーシング解析を行い、最終的にRCWAで位相マップを用いてGDSを出力する流れを示している。

ステップ1:ユニットセルシミュレーション ― 高さと半径のスイープ

ステップ2:目標位相の定義とナノ要素マップの生成

ステップ3:OpticStudioへの統合

ステップ4:GDS生成

実行と結果

ステップ1:ユニットセルシミュレーション ― 高さと半径のスイープ

ステップ2:目標位相の定義とナノ要素マップの生成

球面メタレンズの位相プロファイルを示す図。焦点距離30 mmおよび300 mmにおける半径方向の位相分布を比較し、焦点距離による位相変化の密度の違いを示している。
NA<λ2p\large \text{NA} < \frac{\lambda}{2p}

Lumericalによる位相マップの生成

メタレンズ上のメタ原子配置と位相データベースの対応関係を示す図。各位置に必要な位相に基づいて、異なる寸法のナノ柱構造が選択される様子を示している。

ステップ3:OpticStudioへの統合

Ansys OpticStudioでメタレンズのHDF5ファイルを読み込み、位相プロファイル、波長ごとの焦点位置、回折次数、MTF性能を解析している画面。

ステップ4:GDS生成

メタレンズ設計をGDS形式で出力したレイアウト画面。円形レンズ領域内に多数の微細構造が配置され、拡大図でナノ構造パターンが確認できる。

重要なモデル設定

モデルをユーザーのパラメータに合わせて更新する

モデルをさらに発展させる

Φ=Φsphere,cylinder+Φradial polynomial+Φxy polynomial{\Large \Phi = \Phi_{\text{sphere,cylinder}} + \Phi_{\text{radial polynomial}} + \Phi_{\text{xy polynomial}}}
Φsphere,cylinder=Order2πλ(ff2+cxx2+cyy2){\Large \Phi_{sphere,cylinder} = Order * \frac{2\pi}{\lambda}\left(f – \sqrt{f^2 + c_x x^2 + c_y y^2}\right)}
Φradial polynomial=Order2πλi=1NAiri{\Large \Phi_{radial\ polynomial} = Order * \frac{2\pi}{\lambda} \sum_{i=1}^{N} A_i r^i}
Φxy polynomial=Order2πλi=1N,MBi,jxiyj{\Large \Phi_{xy\ polynomial} = Order * \frac{2\pi}{\lambda} \sum_{i=1}^{N,M} B_{i,j} x^i y^j}
OpticStudioにおけるメタレンズ位相アンラップ設定の画面。回折次数、基準波長、焦点距離、位相係数などのパラメータを設定している。

追加資料

関連論文

付録

メタレンズの光線伝搬手法を比較した図。局所位相勾配法とウィンドウフーリエ変換法により、入射光線から出射光線を求める考え方を示している。

局所位相勾配法(Local Phase Gradient Method)

n2X2=n1X1+mλ2πdPdx{\Large n_2 X_2 = n_1 X_1 + \frac{m\lambda}{2\pi} \frac{dP}{dx}}
n2Y2=n1Y1+mλ2πdPdy{\Large n_2 Y_2 = n_1 Y_1 + \frac{m\lambda}{2\pi} \frac{dP}{dy}}
Z2=1X22Y22{\Large Z_2 = \sqrt{1 – X_2^2 – Y_2^2}}

Windowed Fourier Transform(WFT)

ウィンドウフーリエ変換法によるメタレンズの回折解析を示す模式図。入射光がメタレンズを通過し、遠方界で複数の回折成分として評価される様子を示している。

各方法の比較に関する注意

関連ファイル

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